EM Devices Corporation

お知らせ

高通電タイプ パワーリレーHX1の開発

[:ja] 当社(EMデバイス株式会社、代表取締役社長:細川光作 本社:宮城県白石市)は、高通電性能を持つ自動車電装用パワーリレーHX1を開発しましたのでお知らせします。2020年4月からフィリピン工場にて量産を開始します。

自動車電装用パワーリレーHX1は自動車の電装部品に使われるプリント基板実装タイプのリレー(継電器)です。大電流(30Aクラス)に対応し、自動車のワイパーやポンプ等のモーター、ヒーター、CR回路、ランプ制御等に使われることを想定しています。

自動車電装用パワーリレーHX1は当社のベストセラーであるEXシリーズで培った技術を踏襲しつつ、性能向上を図りました。通電性能は35A ヒューズレート(常温)を実現し、実装面積は当社製40A品であるEM1シリーズより約3割小さくしました。

2020年4月よりフィリピン工場にて生産を開始し、2025年には30百万個/年の生産を計画します。

(仕様)
外形     14.1mm×9.2mm×15.8mm(高さ)
最大通電電流 35A ヒューズレート(常温)
耐久性    100万回以上(機械的) 10万回以上(電気的、定格負荷)
コイル仕様  0.64W, 12VDC
重量     5g